
夏のハウスの高温対策!!「Q-ヒート」のご紹介
農業をされている方にはおなじみのビニールハウスですが、夏場には暑い日差しの影響を受けて高温になります。
高温状態のハウス内での作業は熱中症のリスクが大きく、作物にとっても高温障害を引き起こす可能性があり、非常に危険です。
そこで今回は夏場におけるビニールハウスの暑さ対策として、高性能遮熱剤「Qヒート」のご紹介をさせていただきます!
PRポイント
・ハウス内の明るさを保ちつつ、温度を下げる遮熱剤 ・幅広い被覆材に対応 ・専用除去剤で簡単に、キレイに除去 |
特徴
Qヒートは、ハウス外面に塗布することで、温度上昇に影響を与えるNIR(近赤外線)を反射してハウス内の温度上昇を抑える効果があります。(図1)
室温が低下することにより、作業者の快適性の向上はもちろん、作物の高温障害を回避し、品質と収量の改善にも繋がります。
写真1、2は同一温室内でのQヒート未塗布区と塗布区のサーモグラフ測定結果です。
塗布区では、トマトの果実温度が約3℃も低下しています。
ポイントは、反射するのはNIR(近赤外線)のみで、作物の光合成に必要なPAR光線(光合成有効放射光線)は透過するということです。
つまり、ハウス内の明るさは保ったまま、室温だけを下げることができるのです。
遮光カーテンと違い、作物の徒長を気にする必要もありません。
また、幅広い被覆材に対応しておりますので、ほとんどのハウスでご使用可能です。【ガラス、農ビ、ポリエチレン、ポリカーボ、アクリル、フッ素フィルムに対応】
使用方法
濃度により光線透過率を調整できます。
表1をご参考に使用量を決め、10aあたり140-200Lに希釈して塗布してください。
(表1の使用量の1/10が10aあたりの使用量になります)
なお、当店では10aあたり3缶のご使用をおススメしております。
準備物【Qヒート・洗浄用タンク・希釈用タンク・ホース・噴霧器】
① 希釈用タンクに、必要量の水とQヒートを入れ、よくかき混ぜます。
②ハウスの屋根に登り、吹き付け作業を行います。(写真3)
作業中は、沈殿が起こらないようにタンクを定期的に拡販してください。
③作業後、噴霧器の吸い込み口を洗浄用タンクに移し、5分程度洗い流してください。
遮光が不要になった時は、専用除去剤(リム―ビット)で簡単にキレイに除去できます。
注意点
・ハウス外面が汚れていたり、濡れていると付着が著しく低下するので、晴天時に汚れのない状態で作業してください。
・吹き付け後、乾燥までに約2時間かかりますので、天候に気を付けてください
いかがでしょうか?
8月に入り、さらに暑さが厳しくなってまいりました。
今年の猛暑は、秋のお彼岸ごろまで続くとの予想もあります。
ぜひ、Q-ヒートをご使用いただき、夏を快適に乗り切りましょう!