
知って得する「ハウス用フィルムの選び方」
ビニールハウスに使用されている「ビニール」。
一見するとどれも同じに見えますが、実は様々な種類があり、それぞれにメリット・デメリットがあります。
ここでは、代表的な農ビ(塩化ビニールフィルム)と農PO(ポリオレフィン系フィルム)についてご紹介をいたします。
代表的なハウス用フィルムは2種類 保温性と柔軟性に優れた農ビ(ポリ塩化ビニールフィルム) 耐久性と長期透明性に優れた農PO(ポリオレフィン系フィルム) |
ハウス用フィルムの種類
農ビ(塩化ビニールフィルム)
ポリ塩化ビニール樹脂が主成分。
農業用フィルムの中で、もっとも長い歴史を持つ。
【メリット】
・保温性が優れる
・擦れに強い
・初期透明性が良い
・伸びる素材のため、キレイに展張できる
【デメリット】
・べたつきがある
・重い
・破れたとき裂けて広がり易い
農PO(ポリオレフィン系フィルム)
ポリエチレンとEVA樹脂が主成分。
フィルムを多層構造化することにより、強度や耐風性などを向上させている。
【メリット】
・耐久性に優れる
・軽い
・べたつきが少ない
・汚れがつき難い
【デメリット】
・伸びないため展張が難しい
・擦れに弱い
まとめ
農ビと農POのどちらを使用するのか、目的に合わせてフィルムを選択しなければなりません。
農ビがおススメのケース
主にパッカーや押さえバンドを使用しフィルムを留める場合、シーズン毎に脱着をする場合、擦れに強く伸びる素材の農ビがおススメです。
農POがおススメのケース
主にスプリングを使用しフィルムを留める場合、長期間張りっぱなし使用、巻き上げ換気を行う場合は、耐久性がありベタつきが少ない農POがおススメです。
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この記事が、お客様のハウス選びに少しでもお役立ていただければ幸いです。
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